公式:注文の多いからだの錯覚の研究室展2 名古屋電映博2022(2022.11.25-27)
盛況を博した、2年前の注文の多い「からだの錯覚」の研究室展が2年ぶりに還ってきます。今回も、小鷹研究室が考案する「身体変形」「身体の透明化」「幾何学的身体」「身体のモノ化」「主客反転」など、さまざまな錯覚を体験できます。HMDを使ったVRコンテンツや鏡の効果を使った錯覚装置をはじめとして、その多くが実際に装置を体験してもらうことによる参加型の展示となります。
[第一報!]『注文の多いからだの錯覚の研究室展』@名古屋・栄が、2年ぶりに帰ってきます。テーマは「人体の幾何学的転回」。VRあり、XRAYあり、スライムあり、即錯あり、ゲストトークありの、旧作新作を織り交ぜた錯覚の祭典です。開催は11月25〜27日。今回も勝負かけてます。よろしくおねがいします。 pic.twitter.com/UZv4uc5FXs
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) October 15, 2022
月末に迫った #人体の幾何学的転回 の趣旨文1を書きました。まずは本展のテーマ:幾何学的身体について。https://t.co/lNi6lMOGgi
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) November 2, 2022
#人体の幾何学的転回 のゲストトーク「ことばとからだのイビピーオ、言語学との対話」(伊藤雄馬 × 小鷹研理 × 金井学)開催にあたり、本企画に至った背景について、少し長めの趣旨文を書きました。参加するかどうかは迷っている方はぜひ一読をお願いします。 https://t.co/Ao3Q1zWNNG
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) November 7, 2022
マグマのような趣旨文。滾ります。
「全て、私の錯覚なのでは?」という絶望
それを乗り越える勇気
その先にある邂逅
それが人の物語、またの名を芸術言語学だと思ってたら火傷するぜ🔥 https://t.co/jXB1YsFMOI
— 伊藤雄馬 映画『森のムラブリ』見てね (@yuma__ito) November 7, 2022
いよいよ来週から展示です!!今日から毎日 #人体の幾何学的転回予告 やります。まずは「キュービック体操第1:分離と吸着」及び「第2:超分離」の映像から。身体をCubeとして扱うことで、上半身的自己と下半身自己との間に無自覚に存在していた心理的接着の<剥がれ>を体感できるようになります。 pic.twitter.com/BJJCmrm3uN
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) November 19, 2022
#人体の幾何学的転回予告 2日目は、キュービック体操シリーズ(元橋作品)から、「キュービック体操第3:蝶番」と「同第4:ススキ属」の体験映像です!たった一本の棒によって、四肢を抱えこんだ身体が、鮮やかに幾何学的身体へと様変わりする、これこそが #人体の幾何学的転回 の世界です。 pic.twitter.com/CW9cE3Mrmu
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) November 20, 2022
#人体の幾何学的転回予告 第3弾は、そのものずばり『変身』です。ある朝、目覚めたら、上半身(のみ)が下半身に入れ替わっていたら?そんなカフカ的な体験が可能な、少々えぐみの強い作品です。 pic.twitter.com/gkXFhZRl6M
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) November 22, 2022
#人体の幾何学的転回予告 第4弾は、ハーフミラーを使って自分の身体各部を透かし見るXRAY体験の最新作《XRAYBODY》。大きく吸い込んだ呼気が全身に充満するのに呼応して、首元から腹部そして股関節までの体表面が徐々に透過されていく、優雅で不穏な、超絶やばい体験です。 pic.twitter.com/K8g5tK0mTw
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) November 23, 2022
もう明日展示なので続けていきます。#人体の幾何学的転回予告 その5は、キュービック体操シリーズを完結させる「第5:曲面接地」と「第6:振り子」の体験映像をどうぞ。制御の次元を落とすことによって、かえって、新たな運動形態を手にいれる、この逆説こそが幾何学的転回のおもしろさなのです。 pic.twitter.com/ZdvEaIuzX9
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) November 23, 2022
2022年11月26日(土)|11時〜18時
2022年11月27日(日)|11時〜17時
司 会:金井学(アーティスト)
登壇者:伊藤雄馬(言語学者)、小鷹研理(からだの錯覚の研究者)
定 員:25名程度を予定
料 金:1500円(申込方法は11月上旬に本ページで告知します)
場 所:7th Cafe(ナディアパーク 7F)
特 典:予約者全員に錯覚ブックレット『即錯23』をプレゼント!!
2022年に入って各地で公開されている、狩猟最終民ムラブリの生活を記録したドキュメンタリー映画『森のムラブリ』に出演し、各方面から注目を浴びる伊藤雄馬は、彼らが用いるムラブリ語を研究する日本で唯一の研究者でもあります。伊藤は、ムラブリ語の中核に、概念化の装置とは異なる、<いまここ>に現前する身体体験の表出を見出すとともに、そうした起源的な言語使用から、人間に特有の営為としての芸術がいかに派生したのか、研究と実践を通じて大胆に探究しています。この種の伊藤の姿勢は、錯覚を通してミニマルな自己に深くコミットしようとする小鷹研究室のアプローチと通じているようにみえます。
ゲストトークでは、ダニエル・エヴェレットによる名著『ピダハン』で紹介された、”現前的体験”を指示する動詞「イビピーオ」をキーワードとして、互いの実践を足がかりに、複雑に絡み合う身体・言語・芸術の諸相を解きほぐしていきます。
おかげさまで予約(特典あり)は満席となりました。ひきつづき、若干名の追加予約(特典なし)を受け付けています。当日券の販売の有無は、イベント当日の午前7時に小鷹の [TWITTER] で連絡します。
「ゲストトーク申し込み」というタイトルで、
[2] 連絡可能なメールアドレス
を、以下のアドレスにご送付ください。
いただいたメールについては、1日以内に[2]のアドレス宛に返信を行い、予約成立の可否をお伝えします。
予定人数が埋まり次第、受付を終了と致しますのでご了承ください(受付終了の場合、こちらでお知らせします)。
:11月26日(13時〜14時)
:11月27日(13時〜14時、15時〜16時)
講 師:佐藤優太郎(名古屋市立大学芸術工学研究科・博士後期課程在学)
定 員:各回最大で10名程度(予約不要:当日、定員が埋まり次第、締め切ります)
料 金:無料
場 所:7th Cafe(ナディアパーク 7F)